3年生はこれから本格的な受験勉強に入っていきます。
それは“基礎レベル”から“応用レベル”にステップアップするということです。
学校の課題もどんどん難しくなってくるわけですね。
その時にどういう取り組み方をするのかで「吸収力」が変わってきます。
なので、これからの勉強法で身につけてほしいのは「問題意識を持つ」ことです!
「問題意識力」とはどのような現象に対しても「なぜそのようになるのか?」という素直な疑問を持つ力です。
本来勉強は、知識を習得することが目的ではなく、「なぜなのか?」「どうしてなのだろう?」という疑問を持ち、思考水準を上げていくことが目的です。
その疑問を解決することで、自然と知識が得られることが大切なのです。
実はただ丸暗記する勉強は面白くありません。
“基礎レベル”の勉強はどちらかというとこれですね。
しかし、“応用レベル”の勉強は違います。
分からないことがある、自分で一生懸命調べる、先生に質問する、理解する、納得する、本質をつかむ、応用が利くようになる。
こうやって覚えたことは、なかなか忘れません。身につく勉強です。
「問題意識力」を持つと、日常の表面から隠れていた本質が見えてきます。
「なぜ」「どうすれば」という二つの言葉を口ぐせにすることで大きな成果が表れます。
「なぜ」は確認、「どうすれば」は改善です。
これも仕事のやり方と全く同じです。
「問題意識を持つ」ということは、言い換えると「自分を見つめ直す」ということです。
「自分を見つめ直す」ことから「ムダ」が発見でき、「本質」が見極められます。
つまり、「自分で考えること」ができるようになるから「頭を育てる」ことになるのですね。
「問題意識を持つ」ということは、皆さんのこれからの人生にも大きくプラスになる勉強です!
まずは“素直な気持ち”で分かろうとすることが大切です。
そうすれば『スポンジのような吸収力を持つ』ことができ、勉強の理解度が高くなり、結果的に得点が上がる、ということですね!!ヽ(^。^)ノ