学習効率を高めるためのひと手間を。
受験シーズン真っ只中、日々がんばっている受験生も、来年・再来年と受験を控える高校生・中学生にも、学習効率アップのためのひと手間をご紹介します。
もうやってる方も多いと思いますが、学習記録をつけていきましょう。
アプリでも、手帳でも、ノートでも、なんでもいいです。
自分がやりやすい方法で記録をつけていきましょう。
記録を付けるだけで効率が上がる?と思う方もいると思いますが、少しお付き合いください。
記録するメリット
- 習慣をつける
- 学習内容・学習時間の「見える化」
大きく2つのメリットがありますが、記録をつけることの最大の目的は「振り返りができること」です。
学習習慣をつける
記録を付けること自体が目的なわけではないですが、記録をつけていくことで自分の学習習慣の程度を客観的に振り返ることができます。
次に詳しく書きますが、時間や内容を記録することで、学習内容で欠けているものや偏りなどを把握することが出来るので、その点を改善していくためのデータになります。
学習内容・学習時間の「見える化」
記録をつけるべきポイントは次に書きますが、自分の学習内容・学習時間をはっきり把握することができます。
「苦手を克服する」「好きな科目をもっと伸ばす」など、学習をすすめる中で達成したい目標はいろいろあると思います。
その目標達成に向けて自分がどれくらいがんばれているのかなどを見える化して振り返ることで、次につながる、意味のあるものにできます。
記録のポイント
いつ、どのくらい、何を学習したのか
一日の学習内容・時間を正確に記録します。
例えば・・・
12:00~13:00 数学Ⅰ 黄色チャート P.○○~○○ 2次関数の最大最小 5問(正解数:3/5)
間違えた問題のポイントなど
こういった内容を記録していきましょう。
日々、自分がどういう内容をやっているのか、内容が偏ってないのか、理解度はどうか、どういうつまづきを経験したのか、などのポイントを、見ることができます。
この記録を1週間、1ヶ月、1年と続くことで、
「自分はこれだけの学習量をやってきた」
「できなかった問題が、前より減ってきた」
「1時間に解ける問題が増えてきたので、スピード上がってきた」
「この単元はまだ苦手な分野が残っているので、集中的に取り組むようにしよう」
など、成果も客観的に見ることもできますし、今後の学習方針を修正していくことができます。
この記録を、試験が近づいてきたときなどに見返すと、自信の原動力にもなります。
ちょっとしたことと言いつつ、細かく記録しようとすると少し負担になりますが、得られるメリットはそれ以上。
ぜひお試しください。