ドラゴン桜といえば
平均偏差値36の学校の生徒を、一年で東大へ現役合格させるプロセスを追った漫画で単行本の累計発行部数は800万部。
「バカとブスこそ東大に行け!」
というセリフはなかなか衝撃的でした。
まぁドラマではそう言われて東大受けることにしたのが長澤まさみとガッキーとサエコって
「ブスの線引きがおかしいだろ!」と思ったのは置いておいて…
参考:ドラゴン桜(マンガ) ドラゴン桜(ドラマ)(Wikipedia)
当時から言われていたことですが、
「本当にマンガやドラマと同じような勉強法を実践したら東大に合格するのか?」
というのはみんなが疑問に思うことですよね。
実は2018年から「ドラゴン桜2」が連載開始されていて、そこで紹介される勉強法を監修している「東龍網」という東大生グループが
というものを実施しています。
実際にドラゴン桜2でやっている勉強法は通用するのかという実証実験(高校生への支援)を高校にも協力してもらって行っているそうです。
このプロジェクトにはスタディサプリ(リクルート)の隠しきれないステルスマーケティング(笑)という向きもあるのですが…
東大に合格するかどうかは別にして(別に受験先も東大しばりっていうわけでもないみたいなので)
個人的に参加した高校の進学実績は間違いなくアップすると予想しています。
どこの大学でも志望大に合格するために必要な条件は
①合格する意志×②勉強の方向性がぶれないこと×③「わかる」ためのツール×④「できる」ようになるための演習量
だと思っています。
このプロジェクトの場合は
①がある生徒を集めて
②をプロジェクトとしてサポート
③をスタディサプリで確保して
④を学校が協力して確保する
わけなので学校側が「絶対全員東大受験」とか無茶なことをいわない限りはかなり実績が伸びるはずです。
そういう意味で考えると、先週の記事にあった「勉強形でサブスクリプション(使い放題)」は意味がないということに対するスタディサプリの一つの解決策なんじゃないかと思います。
つまり、
「素晴らしい授業がたくさんあってもそれを使いこなせるかどうかはユーザー次第、じゃあその使い方の部分に人の手を入れよう!」と。
結局そこしかないのかなと思います。
時代が変わっても、技術が進歩しても「教育は人」ということで。
うーん、ここを将来AIに取って代わられるとかだと嫌だなぁ
さてさてどこまで進学実績は伸びるのか、(マーケティングの側面があるので悪い情報は出てきにくいでしょうが)注目していきたいと思います。