今、大学は全入時代と言われるように、全大学の募集人員を合計すると、受験生全員が入学できる人数分以上あります。
しかし、どこでもいいってことはありませんよね。
人気の高い大学や学部の競争率はやはり高いのです。
中には、合格しても行きたい大学じゃなかったので、浪人する先輩もいます。
でも、浪人生は大変ですよ!
なぜかと言うと・・・
①1年間勉強以外やることがありません!(>_<)
というより、勉強以外のことをやっていると周囲から白い目で見られます。
高校生の時は、部活もあったし、クラスマッチや体育祭、文化祭といろいろな学校行事もありました。
だから、受験生も勉強一色ではありませんでした。
しかし、浪人生が通う予備校にそんなものは一切ありません。
②1年間覚えたことを忘れないようにすることが必要!(>_<)
現役生は受験に向かってどんどん知識を吸収していきました。
受験時がそのピークになります。
それが1年延長されたわけですから、その知識をキープしながら、さらにレベルアップしなければなりません。
これがキツイのです!
なぜなら、人間は覚えたことを忘れていく生き物だからです。
③自分で1日の時間をコントロールしなければならない!(>_<)
ほとんどの浪人生は予備校に通いますから、毎日予備校に行くことで時間の枠組みはできます。
ただ、1日中講義を受けるわけではないので、空いている時間の使い方、家での時間の使い方は本人次第です。
これを自分でコントロールしていくのが、なかなか大変なのです。
特に予備校がない期間は完全にフリーになってしまいます。
ここでちょっとでも気を緩めると、遊びに流されてしまったり、勉強の習慣が崩れてしまったりします。
④合格した同級生と遊びづらい!(>_<)
お盆やお正月に帰省した同級生と遊びたいと思うでしょうが、これがちょっと気が引けてしまいます。
なぜなら、大学やサークルの話や、都会で流行っているものや、自分の知らない世界の情報に戸惑ってしまい、拒否反応が出ます。
実際に友達側からしても誘いにくいと思います。
仲のよかった友だちが羨ましくも疎ましく思えたりしがちです。
これは寂しいことです!
⑤浪人生のレッテルがつらくなる!(>_<)
自分の身分が高校生でもなく、大学生でもなく、中途半端な位置にいることになりますから、何か社会から逸脱してしまった劣等感に襲われたりします。
アルバイトをしたくてもできないので、親にお小遣いをもらうのも気が引けたりします。
お盆や正月に親戚が集まると、いちいち浪人していることを聞かれたり言わないといけなくなります。
親にも申し訳ない気持ちになります。
というように、「浪人生」というのはなかなかつらいものなんですね!(>_<)
これも一つの人生経験だと思うことができればいいですが、それに負けてしまうこともあります。
だから、皆さんには「現役合格」してほしいのです!
1・2年生の皆さんも今から計画的にがんばってくださいね!!