//模試や一般入試のあり方が変わる?オンライン模試とは?

模試や一般入試のあり方が変わる?オンライン模試とは?

色々な企業が新しい生活様式に少しずつ対応していく中で、塾や予備校は比較的早い段階で授業のオンライン化に踏み切っていました。(そうせざるをえなかったというべきかも知れませんが)

ただ、模試はどうしてもこれまでの「会場に集まって受験する」という受験方式以外に方法がなくて模試の中止や一般受験生への公開中止(予備校や学校で受験する生徒のみの受験)など各予備校苦しい状況が続いています。

 

そんな中登場した「オンライン模試」、さすがに準備期間が無さ過ぎて基本的な部分がほとんどアナログ(ただの自宅受験)だったり、カンニングが出来てしまうので結果(偏差値や合否判定)に不安が残ったりと、これから改善改良の余地はありますが、ここから新しい波がくる!…かも。

 

個人的には新しい生活様式に向けて世界が変わっていく中、受験だけが無関係ではいられないと思います。むしろオンライン化に踏み切ったのは大学が一番なので受験だけが今のままと考える方が不自然かもしれません。

コロナの問題とは別ですが、アメリカでは「カリフォルニア大学は共通テストの成績を受験の合否に使うのを禁止する」という裁判所の命令が出ていたりするくらいなので、10年後には、「昔は冬場に一か所に受験生を集めて一斉に問題を解くなんていう今じゃ考えられない入試をやっていたんだよ」なんて言っているかもしれません…

 

今日はそんな未来の第一歩かもしれない(?) 「オンライン模試」の現在位置と各予備校の取り組みをレポートします。

 

 

河合塾(全統模試)

他の模試に比べると会場に外部の生徒に来てもらって受験する数が多いのでコロナで一番ダメージを受けたのが全統模試。

夏前の模試はほぼ全て中止、大学別模試も中止、そのほか模試も一般受験生(浪人生と高校で受験する生徒以外)への公開中止。と受験者数への影響が最も大きい。そのためオンライン模試に対しての本気度を感じます

ただし、現状のオンライン模試のシステムではカンニングをするしないは本人の良心に任せるしかないので、合否判定のシビアさが求められる高3向けではなく高1高2向けの共通テストトライアル(10/25)で行うようです。

youtubeなどでの広告出している「このテストでいい点を取らなくてもいい、新入試に触れることが大切なんだ」というメッセージはつまりそういうことだと…

 

オンライン模試のポイントは以下の通り

①試験当日にサイトにログインすることで全員一緒のタイミングで試験を行う。

②答案はスマホで写真に撮って送信(マークシート方式)採点は後日。

休憩時間やテスト後に大学生や講師による勉強法のアドバイスや講演などイベントを入れることでテスト+αの付加価値を付けている。

 

 

駿台予備校(駿台模試)

駿台はベネッセとの共催模試で学校受験の生徒を多数確保できているため、河合塾ほどダメージを受けていないようです。そのためか河合塾より生徒集めのためのイベントは控えめです。

ただし売り出し中のAI学習「atama+」との組み合わせと来年以降に向けてのトライアルという意味合いがあるのかオンラインでの受験は無料。8月実施の模試では「次回もオンラインで受けたい」と答えた生徒は20%と会場受験に比べて評価はいま一つだったがここからどう変えていくのか。

 

オンライン模試のポイントは

①試験は約1週間の中で好きな日時に受験可能。ログインしてスタートするとカウントダウンが始まる。問題や解答用紙含めてすべてウェブ上で完結する。

試験終了と同時に採点結果が返ってくるので自己採点不要。すぐにやり直しできる。

③受験料は無料(会場受験の場合は有料)

 

 

東進衛星予備校(東進模試)

他の予備校よりも圧倒的に校舎数が多いため、これまで生徒募集のツールとして積極的に模擬試験を活用してきており、成績上位者に賞金や賞品を出すこともあるため公平性が確保されにくいオンライン模試にはやや消極的。

スタンスとして「オンラインでも受験できますが会場での受験を推奨します」とのこと。

 

オンライン模試のポイントは

①受験方法は特に記載がなく、これまでの「自宅受験と同じ」と思われる。

自宅受験者は賞金や賞品の対象外。

 

 

 

代々木ゼミナール(代ゼミ模試)

校舎規模縮小以降、模試も内部生中心だったため影響は少なく、今年度はオンライン模試も実施しない。会場も現在ある校舎でのみ受験可能。

模試の告知(CM)も控えめで模試そのものを「受験したい方はどうぞ」という印象。

 

オンライン模試は実施しない。(そもそも模試も実質内部生向け)

 

 

ベネッセ(進研模試)

そもそもすべての模試が学校実施で学校が大規模に休校にならない限り影響は皆無のため、受験案内にオンライン模試の「お」の字も出てこない。進研ゼミのノウハウはオンライン模試と相性がよさそうだと思うのですが…

今年実施の模試という観点では独り勝ち状態(受験者数≒合否判定の信ぴょう性という意味でも)だが、ここでオンラインに投資しなかったことで数年後どういう影響がでるのか…な?

 

オンライン模試?何それ?

 

 

さて色々と紹介してきましたが、現段階では「仕方ないからオンライン模試」(今のところカンニング防止法がないので…)ですが、10月15日にネット発の通信制高校「N高」がVRを使った授業やオンラインでの通学コースを発表しました。このあたりの技術をうまく使うと現在のオンライン模試の問題点は解消できそうです。

もしかし

たら来年や再来年には本格的に「オンライン模試」が始まるかもしれません。みなさんもチャレンジしてみませんか?

 

得意記事 受験・勉強のコツ ちなみに名前の由来は神戸のJリーガーに似ているから (髪の毛の量的なものが) 「ラーメン」を注文すると絶対に豚骨ラーメンが出てくる国から大学受験の最新情報や勉強のコツを発信します。