早いもので、10月になりました。
新型コロナウィルスに振りまわされた2020年も、残り3ヶ月。
受験生にとっては、共通テストまでの残り日数が少なくなってきていることを実感している人も少なくないはず。
勝負の夏休みを終え、ここから夏休みの成果が出てくる時期でもあるかと思いますが、こんな時期だからこそ振り返ってみてほしいことを1点にしぼって書いてみます。
それは・・・
定期的な「基礎」の見直し
です。
10月ともなると、ひととおり志望校の過去問などに取り組んだり、夏休みよりはレベルの高い問題に取り組んだり、そういう機会が自然と増えてきます。
学習内容のレベルが上ってくると、問題を解くとっかかりがつかめなかったり、途中からまっったくわからなくなったり、そういうことも増えてるくと思います。
夏休みにしっかり学習した内容が、思ったように使えなかったりして、焦りが出てくることがあるかもしれません。
だからこそ、見直してほしいのが「基礎」です。
夏休みまでで、ある程度基礎固めをしている人が多いと思いますが、今の時期は通常、基礎固めで習得した基礎力を、実際の問題の中でどのように活かしていくか、問題を解く中で理解していく時期です。
もう少し踏み込んで言うと、様々な問題に触れていく中で、今までやってきたことを総動員して問題を解いていく力を養う。
解けなかった問題を、解答・解説を見ながら理解を深めていく中で、再度その問題を解くために必要な「基礎」の部分が、しっかりしているのかを確認してください。
もしかしたら、問題が解けなかった理由は、「基礎」がしっかりしていなかったことが原因ということもあるかもしれません。
その見直しの中で、解けなかった問題を解けるきっかけを得ることもあると思います。
回り道のように感じたり、そんな時間はないと思う人もいるかも知れません。
でも、目の前の問題を解くことばかりに目を奪われないで、そのベースになっている部分を確認・チェックしておくことが、回り道のようで実は近道ということがあります。
主に受験生向けの話のように書いてますが、学校のテスト対策などにもつながる考え方です。
急がば回れ。
今できることを、ひとつひとつ丁寧に。
そんなスタンスで頑張ってくださいね。