//受験は団体戦?
東工大名誉教授がノーベル賞受賞!

受験は団体戦?

突然ですがみなさんは大学受験って個人戦だと思いますか?団体戦だと思いますか?

高校の先生の中には「受験は団体戦」ということをおっしゃる方もいます。

これは「学年全体の雰囲気が合格実績に影響を与える」という意味で、長年同じ高校で指導されている先生だと「今年は合格率高そう」とか「今年は浪人たくさん出そう」とか雰囲気で分かるそうです。エスパーかな。

じゃあ、ものすごく雰囲気のいい学年だったら誰も浪人しないのか?学年の雰囲気が悪いから自分も不合格になるか?

…そんなわけないですよね。

あくまで受験は個人戦です。

団体戦なら、あなた一人が合格してもクラスメイトの多くが不合格なら負けだし、逆にあなたが不合格でもクラスメイトがたくさん合格していれば勝ち。そりゃ学校にとってはそうでしょうね。って話です。

もちろん学校全体の雰囲気がいいに越したことはないですが、大学進学率30%いかないN高から東大の理Ⅲに合格する時代なのです。

○○高校に行ってカリキュラムに乗っかっていれば○○大学に合格する。という他人任せでは合格できない時代がもうすぐそこまで来ています。

ということで、受験を個人戦として勝ち抜くためのコツをご紹介します。

①クラスメイトとの関係は「遊び心」
とは言っても学校に行けばクラスメイトはいますし、個人戦だから無視するとか蹴落としてやるとかは逆効果です。同じ大学を目指しているライバルがいれば情報交換や模試結果を見せ合ってモチベーションを高めるのも一つの手ですが、四六時中受験勉強のことを考えていなければならない。なんて考えていると途中で息切れしてしまいます。
クラスメイトとおしゃべりするときくらいリフレッシュと割り切って、好きなアイドルの話や昨日見たテレビの話など(おじさんには高校生の話す内容が思いつかなかった…)全然関係ない話をするのも実は効果的です。
大切なのは自分の受験勉強の大勢に影響を与えない+αのものとして気楽に捉える「遊び心」です。

②目標を決める
受験勉強をうまく進めるポイントの一つが目標設定です。
超長期目標・長期目標・中期目標・短期目標・今やることの5つに分けてみましょう。それぞれ具体的に考えてみると

超長期目標:志望大合格…これは多くの人に共通する目標ですね。このままでは具体的にどうすればいいかわかりにくいですが大目標はこれくらいの大きな話で十分です。

長期目標:次の模試で偏差値○○取る…おおよそ数か月から1年くらいのスパンでの目標を設定するといいです。このあたりから具体的な数字をあげましょう。

中期目標:今月中にチャート100問解く…1~2か月程度、ある程度イメージできる「行動」を目標にしましょう。

短期目標:今週中にチャートの2次関数(20問)を終わらせる…1~2週間単位で何をすればいいか自分の具体的な行動を(月曜日に3問解いて~みたいな)をしっかりイメージしておける目標を決めましょう。

で、今何をする:この1時間で3問終わらせる!…1時間以内で時間を切って絶対に終わらせると決めて勉強をスタートできるようにするとペースがあがります。

大切なのはどのステージも出来たら自分をほめることです。「1時間でスパッと3問解けるなんて僕すっごいなぁ」と口に出すこと。ちょっと照れくさいかもしれませんが、自分からでも声に出して褒められることはモチベーションにつながります。この積み重ねが個人戦の勝利につながるのです。

③自分が今やっている勉強の意味を知る
さっきの目標設定の部分で言うと「チャートを解く」という行動と「模試で偏差値〇〇を取る」ということがどうつながるのかきちんと理解することです。
きちんと自分がやっていることを理解するとことと、無駄な勉強をしないことはつながっています。筋トレでもどこの筋肉に効いているのか意識しながらトレーニングすると効果が上がるのと同じです。この勉強が何に効いているのか意識しながら勉強しましょう。

④孤独にならない
個人戦は決してひとりぼっちの戦いではないです。プロテニス選手でも、コーチがいて、ヒッティングパートナー(普段練習する専門の相手)がいて、他にもサポートしてくれるスタッフがいて選手は試合に向かうわけです。
みなさんにも支えてくれる家族や先生や友達がいるはずです。自分は孤独だと思うことが実は受験にとっての一番の敵です。自分を応援してくれる誰かの存在を意識することや、不安や心配など一人で抱え込まずに定期的に吐き出すことが特に受験終盤では重要です。合格体験記で家族や周りの人たちに感謝している人が多いのは、実は本当に無茶苦茶助けられたと感じている人が多いからなのです。

⑤睡眠時間を削らない
昔は「受験勉強と言えば深夜までやるもの」という印象がありましたし、現在でも課題に追われて夜遅くまで勉強をしている高校生の話もよく聞きます。
睡眠不足は脳の働きを著しく低下させるため、睡眠時間を削っての勉強は逆効果です。きちんと睡眠時間は確保しましょう。

これは受験が個人戦でなくても大切ですが、個人戦に出場する選手が寝不足ってありえないですよね?


「課題やっていかないと怒られるから」など「~ねばならない」でやる勉強をいかに減らすかが非常に大切です。普段、勉強する指示を仕事にしている僕が言うのもなんですが、いかに「やらされる勉強」を減らすかが合否を分けるといっても過言ではありません。

受験は個人戦と考えた場合の勉強のコツを5つまとめて来ました。ぜひみなさんの受験勉強に取り入れて個人戦で勝てる受験生になってください。