こんにちは!
昨日、テストや模試を終えた受講生と面談をしていたら、
10人中4人も「リスニング対策に困っている」と言っていました。
どうやって勉強しているの?と聞くと
「学校でリスニングのCD聞くくらい。」
「英単語帳のアプリを入れているのでそれを聞いている。」
「洋楽を聞くと良いって言われたから聞くようにしている。」
などなど。
リスニング対策をしているけど点数が上がらなくて困っている、というよりは「何をすると良いのか分からなくてやっていない」という感じ!
確かに、言葉ってどこから勉強したらいいか分からないですよね。
「英語をシャワーのように浴びると英語を聞き取れるようになる」
とどこかで聞いている人はたくさんいますよね。
でも日本にいて英語のシャワーを浴びるのはちょっと難しい…。
リスニングは「リスニング対策しよう!!」と思ってするしかありません。
ただなんとなく洋楽を聞いていればリスニングできるようになるわけではありません。
ではどうすればいいのか?
まずは学校教材などについている英語のCDで構いません。
1日15分と決めてもいいし、電車の通学時間でと決めても良いです。
聞き流すのではなく「リスニングの勉強をする!」と思って流します。
そして、流れている英語は必ず「英文」として手元に持っていてください。
流れている文のうち、inやon atなど 聞きとりづらい(消えてしまう)
単語まで聞き取れるようになるまで繰り返し、同じ文を聞きます。
聞き取りづらい単語も、かすかに「このタイミングで言っている気がする」ようになるまで繰り返し聞いてください。
もう十分に聞いて、「この英文であれば、流れているときに頭の中で英文を思出せる」ところまで来たら次の文に移りましょう。
しかし聞いているだけでは本当のリスニング力をつけるのは難しいため
自分でも、CDの人と同じように発音できるようしゃべってみるといいです。
自分で「使える」単語や文章でなければ突然聞き取るのは難しいですし
発音するときどんな口の形になっているのか、分かっていたほうが聞き取りやすくなります。
ただただたくさんリスニングCDを聞いて、テストばかりしていても聞き取れるようになりません。
何事も訓練が必要なのです…。
ですからもし「リスニングCDなんかつまらなくてイヤ!!洋楽じゃないとイヤ!!」
という人がいたら、歌詞カードの英語が、聞いているだけで浮かんでくるようになるまでは繰り返し聞いて
できるだけその歌手と同じような発音で歌えるように真似して発音してみてください。
ただし、歌手や音楽のジャンルによってスラングが多かったり歌詞に意味が無かったり
綺麗な発音で歌ったり聞き取りづらく歌ったりします。
もしどうしてもリスニングCDが嫌なら、いろんな洋楽の歌詞を調べて
真似して歌ってみてください!