//部活を続けて頭が良くなる話!

部活を続けて頭が良くなる話!

部活は就職に有利です。部活(運動)は脳に良い影響を与えます。部活を頑張りながら大学合格をめざす高校生がやる気になるお話しを2つご紹介。

目次
 1.就職に圧倒的に強い「体育会系」就職に極端に弱い「帰宅部」
 ・“今”を見せたがる学生と、“今まで”を知りたがる企業
 2.勉強効率アップ!?  学習後の運動と記憶力定着の関係が明らかに!!

 

 就職に圧倒的に強い「体育会系」就職に極端に弱い「帰宅部」

高校生にとっても「就職活動」「内定」という言葉は、気になるところ。そこである調査をした記事を紹介します。

内定を3つ以上獲得した人100名と、内定0個だった人100名にアンケート調査を行い、その共通点を探ることにしたのである。
そして、今回、そのアンケートの調査結果から、「これは就活に大きな影響を与えるのではないか?」と思ったものを2つだけピックアップさせてもらった。
そのひとつが、“部活動”に関する調査結果だ。今回は、「文化系」「体育系」「その他」「帰宅部」の4択で、それぞれの中高生の頃の部活動のタイプを聞くことにした。

内定3を獲得した人のうち、体育系の部活への入部は、中学が56%、高校が47%と、過半数に近い人が、なんらかの体育会系の部活動に入部していることが分かった。対して、内定が0個だった人の体育系の部活は中学で33%、さらに高校になると14%と、極端に体育会系の部活に入部している数が減少していることが判明した。
また、内定0個の人の場合、文化系の部活のポイント数も高く、高校の「帰宅部」だけで比較すれば、内定0個の人が、内定を3つ以上獲得した人の2倍以上も多いことが今回の調査で明らかとなった。この結果からも、いかに内定0個だった人が、体育会の部活と距離を置いていたのかが分かる。

ここで勘違いしてはいけないのは、(体育会系の)部活動をしていると優遇されるとかいう話しではなく、部活動を通じて学んだ「何か」が企業が欲しがる人材とマッチングしているのではないか――つまり、「こいつは仕事ができるんじゃないか?」という雰囲気を、一瞬のうちに醸し出す力が、部活によって身につけられているのではないかということです。

部活動は「競争心」や「勝ち癖」を養うだけではなく、先輩や後輩との上下関係や、顧問の先生やコーチとの接触によって、世代の違う人たちとのコミュニケーションスキルを磨く絶好の場と言える。特に“人に好かれる”“第一印象をよくする”というスキルは、このような思春期の対人関係の構築によって、無意識のうちに叩き込まれる能力と言っても過言ではない。レギュラーを獲得するために、競争組織の中で「私、できます!」的なアピールをずっとし続けてきた学生と、競争すら存在しない生活を送ってきた学生とでは、やはり、就活の際に醸し出す雰囲気が違っても、致し方ない状況と言えるだろう。

ということらしい。この記事では、部活動以外に大学でのアルバイト経験者のアンケート調査も考察していますが、アルバイト経験者については、内定差への大きな影響はありませんでした。そして、最後の締めくくりとして…

“今”を見せたがる学生と、“今まで”を知りたがる企業

さて、今回、“部活”と“アルバイト”の2つのアンケート調査を考察して見えてきたのは、就活では“今”よりも“今まで”の能力を重要視している点である。
学生は企業側に対して、“今の自分”を見てほしいとアピールしようとするが、企業側はその学生の本質を見抜こうとしているので、その人が育ってきたプロセスの“今まで”を探ろうとしているのである。
“今”を演じる学生と、“今まで”を探る採用側――。このように、需要と供給で求めているものに大きなズレが起きているために、学生は就活に苦戦するのである。「部活動」という“今まで”のコンテンツでは内定獲得数に差が出て、「学生アルバイト」という“今”のコンテンツでは、あまり内定獲得数に差が出ないという調査結果になってしまうのである。

ダイヤモンドオンライン「なぜ体育会系の学生は就職にまったく困らないのか」彼らに学ぶ「内定がもらえる人の共通点」参照

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部活と勉強の両立は厳しいことかもしれません。でも、みんなの高校時代の頑張りを見てくれている人がいます。部活は勝ち負け、強い弱いに関わらず、頑張り続けることが大切。みんなの頑張った経験は、大人になってからも大切なたくさんのことに役立ちます。

少しはやる気につながったでしょうか?まだやる気が出ないという高校生に2つ目の話です。

勉強効率アップ!?学習後の運動と記憶力定着の関係が明らかに!!

海外のさまざまな論文を紹介する「live science」にこのほど、「学習内容の定着と学習後の運動のタイミング」に関するコラムが掲載されました。それを基にした記事をご紹介します。

先日オランダから、勉強したことをしっかり記憶するには、学習4時間後に運動をするとよいという研究報告があった。
本研究に参加したのは、オランダ・ラドバウト大学に在籍する72人(平均年齢22歳、女性48人、男性24人)。

BMI(体格指数)平均22の標準体形で、身体を動かすのは週に4、5時間ほどという「ごく普通」の学生たちだ。
参加者は抽象的な形の配列を記憶して再現するプログラムを40分間こなし、直後に1回目の記憶テストを行った。

その後、無作為に(1)学習直後に運動する群、(2)4時間後に運動する群、(3)運動をしない群の三つに分けられた。
運動はエアロバイクを使った有酸素運動。ペダルを踏みながら会話ができる程度の強度(最大心拍数の60%)で2~3分、続いてアゴが上がる強度(最大心拍数の80%)で5分ペダルを漕ぐというインターバルトレーニングを35分間、行っている。
被験者は、学習し終えた48時間後に2回目の記憶テストと同時に、脳の活動領域を画像化するMRI検査を受けた。
2回目のテストの結果、学習4時間後に運動した群が、48時間後の記憶を最もよく保っていることが示された。
さらに、この群のMRI画像で、長期記憶と学習をつかさどる「海馬体」が活性化されていることがわかったのだ。

ダイヤモンドオンライン「受験生を抱えるご両親へ記憶の定着に4時間後の運動」参照

学習後にすぐに運動するグループが、全く運動をしなかったグループよりも成績が悪かった理由はわからないそうで、フェルナンデス教授は「学習直後に運動をすると、心理的影響が学習したことを記憶として形成するのを妨げているのかもしれない」と話されています。 また、フェルナンデス教授は、今回の研究では上述のような3つのグループだけだったので、「4時間」という時間が記憶定着に最適の長さか否かはわからならいと言う。そのため、学習の2時間後や8時間後では異なる結果が出るかなど、さらなる研究を行う予定とされています。

授業⇒部活(運動)⇒自学習のサイクルが「学習曲線の上昇」「記憶の定着」「成績アップ」に影響があるのかもしれませんね。

 

参照した記事:運動で頭は良くなる! 7つの方法論(ハーバービジネスオンライン)
参照した記事:仕事がデキる人は走りながら脳を鍛えている(東洋経済オンライン)
参照した書籍:脳を鍛えるには運動しかない!―最新科学でわかった脳細胞の増やし方ジョン J. レイティ (著)

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不定期に現れては投稿するオヤジ。 インドの山奥から堅苦しいことを言って去って行く。 名前の由来は「ガンコじじい」の略だと言う。 (※本物のガンジーへのディスではありません) 得意記事:まじめな話系 このライターの記事を見る