//成功者の共通点は「才能」でも「IQ」でもなく、「グリット」

成功者の共通点は「才能」でも「IQ」でもなく、「グリット」

コンサル業界の高評価な仕事を辞めて、アンジェラ・リー・ダックワースは、ニューヨークの公立中学校1年生に数学を教え始めました。
彼女がすぐに気付いたのは、IQだけが学業での成否を決めるわけではないということ。
ここで、彼女は、成功のカギとなる「やり抜き力」理論について語ります。

参照:TED(https://www.ted.com)
文章で読みたい方はコチラ:成功者が共通して持つ「グリット」という能力–才能でも、努力でもない第3の要素とは?

人生で成功を収めるために大切なのは知能指数(IQ)ではなく、難題に粘り強く取り組みやり抜く力であるという「grit(グリット)」理論をTEDのトークで披露して脚光を浴びたアンジェラ・リー・ダックワース氏…。彼女の「grit(グリット)」理論が1冊の本となり発売されました。
『やり抜く力人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける』

 

注目ワード「グリット」

「グリット」という言葉をご存じですか?各界の著名人もこぞって使いはじめている言葉でらしいんです…。
たとえば、Facebookのマーク・ザッカーバーグは、仕事での成功の鍵は「信念とグリットを持つこと」と言っているらしく…
女優のメリル・ストリープはヒラリー・クリントン大統領候補を「グリットを持っているからこそ、ここまで来られた」と称えているようで…
グーグルは人材採用の際、「強いグリットを持っているか否かを重要視する」らしい。
また、オバマ大統領のスピーチにも「グリット」がたびたび登場しているみたいなんです。

 

成功者の共通点は「才能」でも「IQ」でもなく、別の能力「グリット」だった

アンジェラ・リー・ダックワースさんは、米陸軍士官学校の士官候補生たちをはじめ、アメリカ最大の綴り方大会「スペリング・ビー」を勝ち上がった生徒たち、過酷な環境で働く教育現場の教師たち、そして民間企業の営業担当者たちなど、さまざまな分野の人を対象として調査を行った。

そして、厳しいトレーニングを耐え抜いた者、大会で良い成績を収めた生徒、最も生徒の学力を引き出し、かつ長く勤めた教師、営業担当として生き残りトップセールスを記録した者たちを調査し、成功を収める人たちの共通点が「才能」でも「IQ」でもなく「グリット」だと明らかにしたのです。

 

グリットとは?

辞書には、「(困難にあってもくじけない)勇気、気概、闘志などと書いてあります、
アンジェラ・リー・ダックワース氏によると、

グリットというのは、ひとつの重要な目標に向かって、長年の努力を続けることである。困難があっても、目的を達成するためにとてつもなく長い時間、継続的に、それこそ歯を食いしばって(グリットという単語には「歯を食いしばる」の意もある)粘り強く努力することができるのが、グリットである。

ということらしいです。つまり、「やり抜く力」や「一つのことに集中する力」のことですね。
アメリカ合衆国教育省も、教育の最重要課題として提唱し、彼女はこの功績により、権威あるマッカーサー賞を受賞しています。

 

グリットに必要なもの…

短期間であっても肝心なときにどれだけがんばれるかも、もちろん重要です。でも、「途中でやめてしまうこと」は進歩の妨げとなるもっとも大きな要因だとアンジェラ・リー・ダックワース氏は言っています。まさに日本でも昔から言われてきたとおり「継続は力なり」であり、「努力に勝る才能なし」です。

受験勉強やダイエットだってそうです。やり抜く力のある人にとっては、一日にどれだけ努力するかよりも、毎日毎日目が覚めた瞬間から「今日もがんばろう」と気合いを入れ、挑戦し続けることが重要なのです。

グリットはスタミナが必要です。それだけがんばって取り組むには、その対象に対する情熱、興味が不可欠となります。つまり、グリットにもっとも必要な要素は、「情熱」と「粘り強さ」ということのようです。

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フロリダ州立大学心理学部教授アンダース・エリクソン氏は自身の著書『超一流になるのは才能か努力か?』 の中で…

 私たちは、優れた能力を持ち、他を圧倒する「超一流」の人たちを目にすると、ついつい「あの人は生まれつき才能に恵まれていたんだ」と思ってしまいます。しかし、これまでの研究では、「トッププレーヤーに共通の遺伝的特徴」など一つも見つかっておらず、ゆえに「生まれつきの才能」といったものが存在するエビデンスは一切ないのです。

つまり、私たちには、「スポーツの才能はこれだけ、勉強の才能はこれだけ」といった、生まれ持った能力の限界値などない、ということです。能力を伸ばすには限界的練習を積み重ねるしかありません。しかし、それは裏を返せば、私たちは誰でも、限界的練習を繰り返すことによって、周りの人から見れば「生まれつきの才能」にしか思えないほどの、傑出した能力を獲得することができる、ということを意味しています。

と言っています。

今、話題のCM「イチローが嫌いだ。あのひとを見ていると、限界という言葉が言い訳みたいに聞こえるから」「でも、同じ人間のはずだ」「イチローにできて、なんで私にできないんだ!」まさに、そうゆうことですね。

不定期に現れては投稿するオヤジ。 インドの山奥から堅苦しいことを言って去って行く。 名前の由来は「ガンコじじい」の略だと言う。 (※本物のガンジーへのディスではありません) 得意記事:まじめな話系 このライターの記事を見る