「大学で何を学びたいですか?」
わくわく学問選びシリーズ(笑)の人文科学系の学問の第4段!
多種多様な切り口から「人間」とは何か」を研究する学問である人文科学系・・・
今回は「人間科学」「外国語学」について紹介していきます。
1、人間科学
▼人間とは何かを総合的に探求する
学問の垣根を取り払い、学際的観点から、「人間とは何か」「人とは何を考え、
どのように行動するのか」など、人間を科学的・総合的に探求する学問です。
研究テーマは「心と行動」「社会と環境」など多彩で、生命科学などの理系分野と
関わるものもあります。人間の周辺事象すべてが研究対象であるため、テーマをある程度
絞って研究することが一般的です。
▼人間に関すること全てがテーマになる
例えば「心と行動」では、人の心理が実際の行動にどのように影響しているかを
研究し、個人を対象に心のメカニズムを研究する場合や、人間を集団の観点で
とらえて社会の仕組みや人間関係などのコミュニケーションを対象とする
場合もあります。
赤ちゃんの発達過程や恋愛の心理分析、霊長類の観察や比較から人間の本質に
迫ったり、行動の意味を探ったりするなど、
アプローチも様々です。
将来は・・・
卒業生の大半が一般企業に進み、人事や市場調査など、
研究で身につけたことを発揮できる部署で活躍できる
ケースが多くみられます。また、福祉関係施設の職員や
スポーツ・レクリエーション関連企業などに進む人も少なくありません。
2、外国語学
▼外国語とその背景となる文化を学ぶ
特定の外国語を学び、その文化的な理解も深めることをめざす学問。
英語のほかに、さまざまな外国語を学ぶことができます。
外国語を理解するためには、しの言語が成立した背景や、
使用されている国・地域の文化への深い理解が必要となります。
情報を得る手段としての外国語習得が研究の前提ですが、
読み書きはもちろん、コミュニケーション能力を養うことも目標です。
▼外国語の習得とともに、その国や地域を研究する
外国語を習得するとともに、その言葉を使用する国や地域に関する
理解を深めるための研究も行われています。その研究内容は多岐にわたり、
言語研究、文学研究がある一方、比較文化研究、地域研究から国際政治といった
社会科学領域にまで及びます。英独仏語などのヨーロッパ系の言語だけでなく
中国語、韓国語、タイ語、スワヒリ語など、アジアやアフリカ系の言語を
学ぶことができます。
将来は・・・
外国語運用能力や国際社会についての知識・理解力を買われ、
各業界で国際的に活躍してる人も大勢います。
通訳・翻訳業を志す場合は、卒業後に通訳・翻訳学校で学び、
現場経験を経てプロになるという過程が一般的です。
人間科学・外国語学はいかかでしたか?
これからもいろんな学問を紹介していくので参考にしてください♪
参考文献「テレメール進学カタログ 学問分野」