大学入試センターより発表された実施要項から、2018年度のセンター試験の時間割と注意すべきポイントを紹介!
2018年度 センター試験の時間割の重要ポイントをチェック!
2018年度センター試験の時間割
試験日 | 試験教科・科目 | 試験時間 | |||||
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1日目 (1月13日) |
地理歴史 ・ 公民 |
「世界史A」「世界史B」 「日本史A」「日本史B」 「地理A」「地理B」 「現代社会」「倫理」 「政治・経済」『倫理、政治・経済』 |
2科目選択 1科目選択 |
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国語 | 『国語』 | 13:00~14:20 | |||||
外国語 | 『英語』『ドイツ語』『フランス語』『中国語』『韓国語』 |
筆記 リスニング |
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2日目 (1月14日) |
理科(1) | 「物理基礎」「化学基礎」 「生物基礎」「地学基礎」 |
9:30~10:30(※3) | ||||
数学(1) | 「数学I」『数学I・数学A』 | 11:20~12:20 | |||||
数学(2) | 「数学II」『数学II・数学B』 『簿記・会計』 『情報関係基礎』 |
13:40~14:40 | |||||
理科(2) | 「物理」「化学」 「生物」「地学」 |
2科目選択 1科目選択 |
(※1) 地理歴史及び公民並びに理科のグループ(2)の試験時間において2科目を選択する場合は、解答順に第1解答科目及び第2解答科目に区分し各60分間で解答を行うが、第1解答科目及び第2解答科目の間に答案回収などを行うために必要な時間を加え、試験時間は130分とする。
(※2)リスニングは、音声問題を用い30分間で解答を行うが、解答開始前に受験者に配付したIC プレーヤーの作動確認・音量調節を受験者本人が行うために必要な時間を加え、試験時間は60分とする。
(※3)理科のグループ(1)については、2科目を受験するものとし、1科目のみの受験は認めない。
Point1 出願時に申告が必要なことは?
センター試験の出願期間は、2017年9月26日(火)~10月6日(金)。それまでに、受験する教科名、地理歴史・公民を受験する場合はそれぞれの受験科目数、理科を受験する場合は科目選択のパターン(詳細についてはPoint2を参照)などを決め、出願時に申し出る必要がある。直前になって慌てることがないよう、今のうちから考え始めておこう。
Point2 理科は4つのパターンから選択
センター試験「理科」の出題科目の選択方法
受験パターン
A | 基礎2科目受験 | 「物理基礎」「化学基礎」「生物基礎」「地学基礎」の4科目から2科目を選択 |
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B | 専門1科目受験 | 「物理」「化学」「生物」「地学」の4科目から1科目を選択 |
C | 基礎2科目+専門1科目受験 | 「物理基礎」「化学基礎」「生物基礎」「地学基礎」の4科目から2科目、並びに「物理」「化学」「生物」「地学」の4科目から1科目を選択 |
D | 専門2科目受験 | 「物理」「化学」「生物」「地学」の4科目から2科目を選択 |
理科を受験する場合は、A(基礎2科目受験)、B(専門1科目受験)、C(基礎2科目+専門1科目受験)、D(専門2科目受験)の4パターンの中からいずれかを選択する。詳細は各大学で異なるものの、概して言えば、国公立大の文系学部ではAのパターン(またはBのパターン)、国公立大の理系学部ではDのパターンを課す大学が多い。志望する大学の入試科目に沿ったパターンを選択しよう。
Point3 「2科目受験」の注意点
地理歴史・公民、並びに理科(2)において、2科目を受験する場合、(受験者本人の解答順に)前半60分で解答する科目を「第1解答科目」、後半60分で解答する科目を「第2解答科目」と呼んでいる。1科目の成績のみを合否判定に利用する大学で2科目選択して受験した場合、合否判定では、第1解答科目の成績を利用する大学と、高得点の科目の成績を利用する大学がある。集中力の面からも、本命(得意)とする科目は第1解答科目で受験するようにしよう。