//「宿題やったの?」って言わないでぇぇ!!

「宿題やったの?」って言わないでぇぇ!!

「勉強しなさい…」「宿題やったの?」
これ、間違いなく親心からの一言なんですが、
子供にとっては、言われたくない言葉。

ボクも高3生の子供を持つ親として、最近、学びました…
無駄です。逆効果です。

やめましょう、全国のお父さん、お母さん、
「勉強しなさい…」「宿題やったの?」は、
言ってはいけないNGワードとして、封印しましょう。

 

 

 

 

 

 

先日、漫才師ロザンの菅広文さんが書いた『身の丈にあった勉強法』(幻冬舎)という書籍を読みました。

 

ロザンと言えば、
京都大学卒業でツッコミ担当の宇治原史規さんと、
大阪府立大学中退でボケ担当の菅広文さんで
構成される平均偏差値62.5の高学歴お笑いコンビです。

 

その『身の丈にあった勉強法』の中に
「宿題やった?」と親に聞かれた瞬間、
子供にとって宿題が「罰」になるという記述がありました。

 

(本の中身については、ご自身でご確認ください。
本業が漫才師ならではの、おもしろおかしく勉強、教育というものを語る書籍です。)

 

親が「宿題やった?」と言うと、
子どもは「今やろうとしてたのに、そう言われたからやる気をなくした」と言い返す。

 

ああいえばこういう…

 

で非常に腹立たしいのですが、でも、子供の心理としてはこうゆうことなんです…。

 

心理学の分野に、
「心理的リアクタンス」という用語があります。
人は自分の行動や選択を自分で決めたい欲求があります。
しかし、それを他人によって阻害されてしまうと、
心理的抵抗が働くようになります。

 

つまり…、
親から「宿題をしなさい」と命令や強制をされた時に起こる
「(自ら)今からやろうとしていたのにぃ」
という心理的抵抗が、心理的リアクタンスということです。

 

また、「宿題」に関しては…、

 

宿題に関する研究の第一人者
デューク大学のハリス・クーパー氏によって、
「意味ないどころか悪影響」という
とんでもない研究結果が出されています。

 

長年調査してみても、宿題をやって学力が向上した、
頭がよくなったという科学的な証拠が
まったく証明されないというのです。

特に小学校、中学校で、宿題を強要しようとすればするほど、
顕著に勉強のモチベーションが下がるという……、
まさに心理的リアクタンス。

 

クーパー氏によると、宿題は「高校生になってからやっと、
少し効果が出てくる程度」なのだそうです。
それも1日2時間が限度で、
それ以上宿題に時間をかけると利益は減少していく、ということのようです。

 

高校生ぐらいになって、ようやく
自主的に宿題を取り組めるようになるんでしょうか…?!

 

経済協力開発機構(OECD)や国際教育到達度評価学会(IEA)による国際比較でも、
「成績が上位の国は宿題の量が少なく、
むしろ下位の国の方が宿題を多く出している」
ということも分かっています。

 

けっきょく、宿題は学校の先生から強いられたものであり、
自主的にやろうとしたものではありません。
やらされている感がモチベーションを下げ、
学力向上につながらない。そうゆうことなんだと思います。

逆に同じ宿題でも、
自主的に自ら率先して行うのであれば、効果効能もある、ということのよう…

 

目標もなく、ただただ、やらされている勉強は楽しくないもの…
しかも、学力向上にもつながらない。

 

『身の丈にあった勉強法』の出版記念のインタビューで
著者菅くんの相方、宇治原くんがこんな事を言っています。

 

親も子供も一緒ならいいんですよ。
親がやっていることを子供は見ると思うので、
子供だけに「勉強しろよ」って言うんじゃなくて、
自分が勉強する姿を見せるのが一番効果的なんですよ。
勉強や宿題がいかに嫌なものではないと思わせるか、
親は見せなければならない。
僕の場合、うまいこと僕が勉強好きになるように
持っていった親には感謝していますね。

 

 

子供は親の言うことは聞きませんが、親の真似はします。
言うだけではダメなんですよね…
全国のお父さん、お母さん、一緒にがんばりましょう!

不定期に現れては投稿するオヤジ。 インドの山奥から堅苦しいことを言って去って行く。 名前の由来は「ガンコじじい」の略だと言う。 (※本物のガンジーへのディスではありません) 得意記事:まじめな話系 このライターの記事を見る