就職活動や転職活動をしているときに、SNSへの投稿内容が合否に大きな影響をおよぼします!という話。
米国では採用担当の半分以上がソーシャルメディア上の投稿内容から不採用を決定したことがあるそうです。
アメリカのオンライン求人サイトの調査結果
アメリカのCareerBuilder社が、数千人を対象に、FacebookやTwitterなどのSNSが採用に与える影響について行ったアンケートがあります。
その結果、なんと51%の採用担当が、ソーシャルメディア上の投稿を見て不採用を決定したことがあるそうなんです。
ちなみに、どういう投稿が不採用の原因になるかというと…
- 「挑発的あるいは不適切な写真や情報があった」(46%)
- 「飲酒やドラッグを利用している情報があった」(41%)
- 「前職や同僚の悪口を書いていた」(36%)
- 「コミュニケーション能力が低い」(32%)
もちろん逆に採用につながる投稿もあります。例えば…
- 「応募者の個性に良い印象を持った。自社の社風に合うと感じた」(46%)
- 「応募者の背景についての情報から、適材だと判断した」(45%)
- 「分野に精通したプロフェッショナルというイメージを持った」(43%)
- 「バランスがとれており、さまざまなことに興味関心を持っていることが伝わってきた」(40%)
アメリカではこのような採用時のSNSチェックは当たり前になってきているようで、43%が応募者のソーシャルメディアをチェックしているそうです。また、応募者の名前でGoogle検索する企業も45%あるようなので、ほんとに自身の行動と発信に注意しなければならない時代が来ているんだなぁと思います。
日本でもすでにチェックしている会社もあるようですし、益々増えてくることが予想されます。
高校生のみんなも他人ごとではないですよ。軽い気持ちで投稿したことが取り返しのつかないことになることもあります。便利だし、楽しいものですが、十分に注意してくださいね。