春はどんなにたくさん寝ても眠い。
眠気を感じるのは人間にとって当たり前といえば、当たり前。でも、受験生にっとては勉強の大敵…。どうしたらいいんだろう??
ということで、眠気覚ましのコツ「グリーンエクササイズ」と「パワーナップ」のお話し…。
眠気覚ましのコツ「グリーンエクササイズ」と「パワーナップ」
『春眠暁を覚えず』という言葉があるように、春は目覚めが悪かったり、昼間もついウトウトする高校生も、多いのではないでしょうか?
「よしっ、新学年になったら勉強がんばろう!」と決心した高校生にとっては、眠気との戦いは放置できない問題です。
ノエビアグループの常盤薬品工業株式会社(本社:東京都中央区)の「受験勉強に関する意識調査」の
「受験勉強の敵だと感じることを教えてください。」の結果
1位:眠気(68.5%)
2位:プレッシャー(43.1%)
3位:パソコン(36.8%)
4位:携帯(35.5%)
5位:テレビ(34.8%)
7割近い高校生が眠気、睡魔と戦っているという結果も出ています。
そこで、まずは、眠気覚ましのコツのひとつめ
スタンフォード大学の超人気授業!97%の受講生に影響を与えた「驚くべきレッスン」を書籍化した
『スタンフォードの自分を変える教室』でも紹介されていた
「グリーンエクササイズ」をご紹介します。
眠たくなったら、グリーンエクサイズ
グリーンエクササイズと聞いただけで、運動嫌いな高校生、アウトドア嫌いな高校生にとってみれば、
勝手な想像で拒絶感を示す人もいるんじゃないでしょうか?
そんな難しいことではありません。たった5分~10分、自然の中でエクササイズを行うだけ。
緑や水を感じられる場所は脳の疲労の回復等に非常に効果があります。
ですから、緑の多い場所や、池や川など水を感じる場所の近くを5分から10分程度軽く散歩したり、
ストレッチをしたり、軽く体を動かすだけでいいんです。
たった、それだけで脳の疲労は軽減されたり、眠気がおさま等の効果があるることがわかっています。
アップル創業者の故スティーブ・ジョブズ氏、フェイスブック創業者のマーク・ザッカーバーグ氏、
ツイッター創業者のジャック・ドーシー氏なども、ウオーキング会議や青空会議と称して、
会議の場であるオフィス、役員室を飛び出して、遊歩道、公園などを歩きながら会議しているという話しもあります。
新しいアイディアや閃き、記憶力や集中力にも効果があるということで実践しているそうなんです。
眠いなと思った時には、緑や水を感じられる場所に行って軽く体を動かす。
そしてベンチに腰かけ、単語を憶えてみる、そんなちょっとした行動で睡魔から抜け出せます。
眠たくなったら、パワーナップ
2つめのの睡魔対策は
パワーナップ
パワーナップとは簡単に言えば、15分から20分程度の仮眠のことです。
ミシガン大学の認知心理学の研究でも、パワーナップによって意志力は回復することがわかっています。
その効果は2~3時間続くといわれています。
アメリカ航空宇宙局(NASA)が行った実験によると、
宇宙飛行士がお昼にパワーナップとされる睡眠(平均26分間)を取り入れた結果、
認知能力が34%、注意力が54%向上したのだそうです。
GoogleやAppleを含むいくつかの世界的企業では、パワーナップ(仮眠)専用の部屋などがあるようです。
眠いなと思った時には、寝る。
でも、寝すぎは禁物です。
パワーナップとは、「昼寝」ではなく「仮眠」ということをお忘れなく。