//チイク・トクイク・タイイクで未来を育む、そんなお話し!

チイク・トクイク・タイイクで未来を育む、そんなお話し!

知育、徳育、体育という言葉を聞いたことがありますか?
今日は、知育(チイク)・徳育(トクイク)・体育(タイイク)で未来を育む、そんなお話しです!

 

でたっ、またお堅い話だぜ!(笑)
お堅い話を少し柔らかく見せる技

必殺、カタカナ変換(笑)

 

ということで、今日はチイク、トクイク、タイイクの話…。

 

日本の教育を基礎づけている考え方に、三育主義というものがあります。
この三育というのがチイク、トクイク、タイイクのことで、

人が成長するには教育が必要とされてきました。
そして、知・徳・体の三つがバランスよく育まれてこそ、「教育」だという考え…

知育:知識を豊かにし、知能を高めるための教育。
徳育:人格や道徳心を養い育てる教育。
体育:健全なからだをつくる教育。

ということなんですね。

 

チイク、トクイク、タイイクという言葉のルーツ…、日本にその言葉が定着したのは、
イギリスの哲学者・社会学者ハーバート・スペンサーの教育論からだと考えられています。

 

1968年の明治維新以後、西洋の進んだ科学技術文明を目の当たりにした明治新政府は、
新時代にふさわしい教育制度をつくり、優れた人材を育成することで先進国に追いつこうとします。

 

そんな当時の日本でハーバード・スペンサーの著作が数多く翻訳され
1860年に出版した”Education;Intellectual,Moral,andPhysical”は、
「スペンサーの教育論」として日本では有名なもので、
尺振八(せきしんぱち)の訳で1880(明治13)年に『斯氏教育論』と題して刊行されました。

 

そのスペンサーの教育論(原著)では、
Intellectual Education、
Moral Education、
Physical Education
という構成になっていて、つまり、教育を
「頭の教育・心の教育・身体の教育」という3つに分類しています。

 

そんな、チイク、トクイク、タイイクですが、
現代の学校教育は、知育ばかりを専らにして、徳育と体育を疎かにしている…、
と批判されたりもしているわけですが、

でも、本来、チイク、トクイク、タイイクは同じものに対する異なった側面であり、
根っこは共通であり、「知育が一番、大事…。」とか「徳育が不足している…。」とか「体育を疎かにしている…。」と
三つを別々に考えてしまっていることに問題があるという考え方もあるわけです。

 

そんな、チイク、トクイク、タイイクを違った角度から解釈している本があります。
10年ほど前に発売された本ですが、
養老孟司著作の「バカにならない読書術」( 出版社:朝日新聞社/発売日:2007/10/12)

その本の冒頭で、養老さんは、脳の入出力について、
こんなことを書かれています。

 

昔から言われているように、人は「知育」「徳育」「体育」という3つで、成長していきます。

 

「知育」は何かというと、感覚です。
五感です。
何かを感じる、つまり「入力」です。

 

「徳育」というのは、頭の中で起きることです。
五感によって入力された情報をもとに、行動を決めます。
その状況で自分がどういう行動をするか、あるいは行動をどうセーブするか。
それを頭の中で決めるわけです。
コンピュータ用語で言えば「演算」です。

 

最後の「体育」というのは、この演算にもとづく身体の動きです。
「出力」と言い換えてもいいでしょう。

 

この「知育」「徳育」「体育」というのは、脳のはたらきそのものと言っていい。
われわれの脳は、外から「入力」を受けて、内部で「演算」をして、
それで結果を身体の動きとして外に出す、つまり「出力」する。

 

ここでよく誤解されるのは最後の「体育=出力」です。
身体を動かすというと、なにか運動をすることだけのように聞こえますが、そうではありません。
身体の動きは、コミュニケーションを作っています。言語も表情も。
言語は声帯や舌を動かすことだし、表情は、筋肉の動きです。

 

要するに、「受験勉強=知育」とは違うんじゃないかな?!
「受験勉強=知育、徳育、体育全部」、そうゆうことと思いませんか?!

 

そして、これからの人生を歩んでいく上においても、
チイクだけでも、トクイクだけでも、タイイクだけでもダメ!
3つの“育”がみなさんを、人として成長し、育ててくれます!

 

大人にとってもボケ防止のため、子供たちにとって尊敬される立場になる為
日々、チイク、トクイク、タイイクですね。

 

こちらもご参考に・・・

文部科学省「子どもの徳育に関する懇談会」(報告)より、「徳育の意義・普遍性」について。

不定期に現れては投稿するオヤジ。 インドの山奥から堅苦しいことを言って去って行く。 名前の由来は「ガンコじじい」の略だと言う。 (※本物のガンジーへのディスではありません) 得意記事:まじめな話系 このライターの記事を見る