//データから見た受験勉強~アウトプット編~

データから見た受験勉強~アウトプット編~

以前の記事(データから見た受験勉強~復習編~)で勉強時間と復習時間の割合と、その結果の長期記憶の関係に関するデータについて紹介しました。
今回は、データから見た受験勉強第2弾~アウトプット編~です。

本題に入る前に…、

本題のデータを見てもらう前に、見て欲しい興味深い?データを…

ドラえもんの道具でいちばん欲しいものランキング

1位:どこでもドア
2位:四次元ポケット(スペアポケット)
3位:タイムマシン
4位:もしもボックス
5位:暗記パン

参照:gooランキング「ドラえもんの道具で一番欲しいものランキング!」

6位のタケコブターに勝って、5位にランクインした暗記パンは、実はコミックでは第2巻に1度出ただけ、それ以外のものは頻繁に登場しています。でも、それぐらい、みんなの記憶に残っているということでしょうね。ただ、残念なお知らせですが、みんなが生きている間に発明されることはありません。また、暗記の効力はそれが消化され、排便されるまでなので、大学受験の前日に全範囲の量を食べないといけません。小食な人には、というよりギャル曽根みたいな人じゃないと食べきれませんね…。

では、暗記パンに頼らなくても大丈夫なように、本題に移ります…

問題を解くことで記憶が定着します!

米パデュー大学のカービック博士が、ワシントン大学の学生を4つのグループに分けて、40語のスワヒリ語を覚えてもらう実験を行いました。
どのグループも覚えた後で確認のテストを行い、答え合わせと復習をしてから1週間後に再テストを行いました。
このとき、各グループで以下のように学習の仕方を変えています。

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このときの再テストの4グループの成績には、ほとんど差はありませんでした。

しかし…、

さらに1週間後に実施した再々テストでは、
グループAとグループBの2つのグループの平均点は80/100点だったのに対し、
グループCとグループDの平均点は35/100点と大きく差が開いたそうです。

データを整理してみます。
グループAとBに共通するプロセスは…、確認テストで40個すべてをテストしながら覚えたという点です。一方、グループCとDを見てみると、学習は毎回40個について行っていますが、確認テスト、つまり思い出す練習は、苦手な単語に対してのみ行っています。

これで理解できたのではないでしょうか?!つまり、脳は、情報を何度も入れ込む(インプット)よりも、その情報を何度も使ってみる(アウトプット)ことで、長期間安定して情報を保存するということが証明された訳です。

脳は入力するインプットより、出力するアウトプットで覚えるということです。
そこではじめて「知っている知識が使える」ようになり、「わかる」が「出来る」になっていくということです。

まとめ

進学校と非進学校の合格実績の違いは、アウトプットの量に起因してると思います。(それが全てではないですが…)
高校1年生から高校3年生までの学校の授業でのインプットの量は、さほど変わりません。
そもそも、先生の授業を聞いて納得するだけで、 問題が出来るようになって、テストの点数が上がることはありません。
授業で「わかる」ではなく、自力で「出来る」でないとテストで点数を取れません。
「出来る」状態にするためには問題を解く事、アウトプットが必要です。
進学校には、大量のアウトプットを生徒にさせるようなカリキュラム、環境があります。
授業前後の大量の宿題によって、生徒自身で「出来る」ようにさせているんです。

 

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不定期に現れては投稿するオヤジ。 インドの山奥から堅苦しいことを言って去って行く。 名前の由来は「ガンコじじい」の略だと言う。 (※本物のガンジーへのディスではありません) 得意記事:まじめな話系 このライターの記事を見る