大学受験を考えてこのサイトにたどり着いた人は、
高校生の人が多いと思うのであまり言われたことがないかもしれませんね。
「最近の若者は…」とか「最近の若いもんは…」みたいなフレーズ。
だいたいこのフレーズを言われるときは、あんまり良いこと言われないだろうなって思いますよね(笑)
もし良い意味で使われたとしても、「最近の子はそういう発想なんだね!私たちの頃は…」
って結局昔話を聞かされることになります。
いやそんな話されても時代が違いすぎて分からんし!
って思ったり…実際自分も生徒に使ってしまうので反省。
そもそもこの「最近の若者は」フレーズ、別に最近じゃなくてもずっと昔から使われているそうです。
古いものだと5000年前の古代エジプト!
象形文字でそんなことが書かれていたそうですよ。
日本だとみなさんご存知の「徒然草」に
今で言うところの「キラキラネーム」について「最近の人たちは…」と書いてあったり…。
時代も場所も違うのに言ってしまうなんて、なんとなく親近感わきますね。
どうやら、若者(年齢というより精神年齢ですかね)は
まだまだ色んなことに好奇心旺盛で、挑戦して吸収して成長していくのに対して
大人になってくると今までの経験で判断していってしまうことが増えるので
「今までの自分の経験からして、そんなことは良くない」とか
一言言いたくなっちゃうときに使ってしまうフレーズのようですね。
「なんだよ説教ばっかり…」ではなくて、
その人の貴重な経験から導き出された一言なので、
よく聞いて、それも吸収して成長していくと
いつまでも「若者」でいられるかもしれませんね!
まあ、高校生ならまだ十分若いですけどね!!(笑)
これからは、このフレーズを使っている人に会ったら
「貴重な経験吸収中」だと思ってどんどん聞いてください!
色んな時代、色んな人の話を聞いていると、人の輪をどこまででも広げていけますよ!
若者に幸あれ!